なぜ新規事業は立上がらないのか?それは心のモヤモヤが正体。

なぜ新規事業は立上がらないのか?それは心のモヤモヤが正体。

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新規事業の立上げ時に、何かスッキリしなくてスピードが上がらない。ビジョンと、その達成のためにとる手段に違和感を覚えることはありませんか?私はあります。これは凄く難しい課題だとは思いますが、私の場合を考えてみました。

いきなり結論からですが、解決には違和感の原因を自分が把握することです。私が考えるときに使う方法を書いていきます。

なんかしっくり来ない時、パターンはいろいろあると思います。それにはビジョンが明確でないこともあります。ビジョンらしきことが複数あるといったこともあります。また、最終的なビジョンがあって、その達成のための手段をビジョンと思ってしまっている。手段がビジョンに置き換わる。ということもあります。

 

  • ビジョンが明確でない。
  • ビジョンらしきことが複数ある。
  • ビジョンの達成のための手段もビジョンと思ってしまう。
  • ビジョンの達成と課題の解決の手段が一致しない。
  • 自分がビジョンを決めていない。

 

■パターン1


 

まず、ビジョンが明確でないパターンです。複数あったり、手段とビジョンが混乱しているようなケースです。

「ビジョンA」の達成のための手段であった「手段B」がビジョンBになってしまう。

こうなると、ビジョンBを手段として達成しても、ビジョンAには辿り着かないことを本能的にわかるので違和感があるのではないでしょうか?それは、やりたい事と、やるべき事が一緒になって無理に結びつけようとしていることが多いです。その場合に以下のように一度整理してみてはどうでしょうか?整理することでスッキリすることは多いと思います。

この場合は、少しよくばりなのですね。2つのビジョンを同じ階層で1つにまとめようとしています。しかしそれはそこそこ難しいことをやろうとしているように感じます。ラーメン屋と歯医者を同じ店舗で展開するようなことでしょうか?

では、この場合はどうするのか?その2つのビジョンAとBの共通点を探して親ビジョンCを創るのです。今あるビジョンAとBは、その手段(子ビジョン)となるのです。

ここで、出来た親ビジョンCが、本当に自身が達成したいビジョンだったのだと思います。

私はビジョンは大きい方がいいと思っています。その方が自分の中で違和感がおこりにくいからです。またビジョンが小さいと達成したときにモヌケの殻になる危険もあります。

ビジョンAが歯医者。

ビジョンBがラーメン屋。

この場合に、親ビジョンC、を考えた例。

 

 

親ビジョンC=地域の集まる場をつくり楽しい街を作りたい!

子ビジョンA=地域の人が美味しく食べれる楽しい場所をつくる。手段A=ラーメン屋

子ビジョンB=地域の人が美味しく食べれように歯を健康にする! 手段B=歯医者

 

大きなビジョンCを達成するために、子ビジョンAと子ビジョンBを達成する。その手段としてそれぞれ、手段AとBがある。ということになるわけです。

そのように、分けて考えて、1つづつ出来る子ビジョンから取り組んだらどうでしょうか?

これも1つの方法です。これにはカネ儲けと喜ばれるが一致しないという悩みのケースも同じだと思います。

 

■パターン2


 

 

もうひとつのパターンとしては、今自分が置かれている環境の課題解決と、ビジョンが結びつかないということです。これはよくあると思います。私も頻繁におこります。

でも、それを結びつかせることは、私しの場合、難易度高いことが多いです。なぜなら、それは今ある課題の解決手段を考えているからで、ビジョン達成のための手段とは違うからです。なので違和感があって当然だと思います。

ここで、もう一度整理してみましょう。ビジョンAは変わりません。でも今ある課題は解決しないといけません。

ではどうするのか?今もっとも重要な方からやることです。自身が「課題解決の方」が重要だとすると、まずはそれを行った方がよいと思います。それを行いながら手段Aと手段Bが一致する方法、もしくはAからBへ移行する方法を考えた方がよいかと思います。逆に「ビジョン」が重要であれば手段Bは捨てることです。ビジョンを達成する方法を考え直したほうがよいと思います。

 

ビジョンを決めて、それを達成する方法を分解して書いていくこと。課題を書き出して、その解決方法を書いていくこと。の両方面から紙に書きだしてみると、その方法が一致していれば違和感はないはずです。違っていれば分けて考える。

 

ビジョンA = 手段A = 課題A = 違和感なし

ビジョンA ≠ 手段B = 課題B = 分けて考える

 

■パターン3 


 

 

これも多いかと思います。他人に言われて決めたビジョン。

もうこれは、ビジョンではありませんね。そのパターンとして他人に言われた手段ということもあると思います。

この他人にいわれたケースとしては、判断が難しいですが、最終的には自分のビジネスなので自分で決めましょう。あとあと他人の責任にすることも良くないので。

ただ、ケースによっては受け入れることもあるかとは思います。その際は、ビジョンに対してキチンと話し合って、理解するという事です。テクニックや知識だけで意見を求めたり、与えられたりの関係では成り立ちません。

 

このように整理することで多少は違和感は解消されるのではないでしょうか?あとそのテーマについて人と話すことで整理できることもあると思います。

 

■整理の方法。


 

ビジョンAを達成するには何をすればよいか?その手段を複数A-1・・・と考える。

次ぎにその手段A-1はどうすれば出来るのかを考える。またその方法をどうすればよいかを考える。といった具合に現実的にできるレベルまで分解して行きます。一般的には5段階くらいまでと言われています。

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